生後10ヶ月の赤ちゃんの生活リズムの作り方と身に付けさせ方

日々成長していく赤ちゃん。
赤ちゃんの成長に応じて1日の生活リズムは変わってくるので、大人と同じ生活リズムになるまでは、親が赤ちゃんの発達に合わせてタイムスケジュールを作ってあげなければなりません。

今回は、生後10ヶ月の赤ちゃんの生活リズムについて紹介します。
離乳食の回数からお昼寝の回数まで詳しく解説しながら、おすすめのタイムスケジュールも紹介するので、ぜひ生後10ヶ月の赤ちゃんを育てているママの生活リズム作りの参考にしてくださいね。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

大根を使った離乳食完了期にピッタリのおすすめレシピをご紹介

冷凍保存もしやすい大根は、離乳食完了期に取り入れたい食材のひとつ。そこで今回は、大根を使った離乳...

生後一ヶ月の赤ちゃんの睡眠サイクル・まとめて寝る時期の目安

初めての出産を終えたばかりで育児に奮闘中のママの中には、生後一ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間や睡眠サイクル...

【二人目出産】上の子は入院中どこで誰に見てもらうのが良いのか

すでに子供がいて、二人目の出産を控えている妊婦さんにとって、一番の心配事は、出産のことよりも二人目出...

生後8ヶ月の赤ちゃんの生活リズムとおすすめの遊び・関わり方

初めての子育てをしていると、日々成長する我が子に追いつくことが出来ず、正しい関わりが出来ているのかわ...

生後6ヶ月の赤ちゃんの1日のスケジュールと発達の様子、関わり方

新生児の頃から比べると体も大きくなり、出来ることが沢山増えた生後6ヶ月の赤ちゃん。睡眠などの生活リズ...

1歳児のお昼寝時間と回数!寝ないときの対処法と寝かしつけ方法

1歳の子供の子育てをしているママの中には、子供のお昼寝時間が不規則なことに悩んでいる人もいるのではな...

生後3ヶ月の服装【秋の選び方】赤ちゃんのためのポイントを紹介

生後3ヶ月の赤ちゃんの服装は秋になるとどんな着せ方をしたらいいのか悩みませんか?気温が下がる秋は...

赤ちゃんがすぐに泣く!赤ちゃんが泣く理由をご紹介

知り合いの赤ちゃんを見ていると、よく眠り手がかからないように感じたのに、いざ自分の子供を出産してみる...

【赤ちゃんの後追い】ママだけでなくパパも後追い!対処法を解説

赤ちゃんが成長していくと、ある時期を迎えると後追いをすることもあります。赤ちゃんの後追い対象者はママ...

1歳4ヶ月の子どもが起こす癇癪の原因と対処法・言葉の掛け方

一般的に2歳~3歳の頃にピークを迎えるといわれている癇癪ですが、早い子では1歳を過ぎた頃から始まりま...

女の子の赤ちゃんはかわいい服がいっぱい!女の子育児の楽しさ

赤ちゃんは性別を問わずかわいいものですが、第一子なら女の子?男の子?と聞くと、ほとんどのママが女の子...

子作りのタイミングはいつ?2人目を考えるときの判断基準

一人目の子育てが大変だから、2人目の子作りのタイミングをいつにしたらいいのかわからない…という夫婦は...

生後6ヶ月の赤ちゃんの寝る時間には個性がある

生まれてからの1年間くらいは赤ちゃんが著しく成長するときです。どんどん成長していく我が子に喜...

虫除けは自分で作れる?赤ちゃんにも使える手作り虫よけ剤

夏場の暑い季節には虫の存在が気になります。赤ちゃんがお家にいる方は、虫よけ剤を使用したいけど、市販品...

5ヶ月の赤ちゃん【生活リズム】理想と整えるためのコツを紹介

生後5ヶ月の赤ちゃんはだんだん夜も長く眠るようになってくるので、生活リズムを整えやすくなっていき...

生後10ヶ月の赤ちゃんの離乳食増加による生活リズムの変化

生後10ヶ月の赤ちゃんはかなり大人に近い生活リズムになってきています。

離乳食を一日3食食べるようになるので、大人と同じ時間に食事をとります。それにより朝食と昼食、昼食と夕食の間の時間を計画的に過ごしやすくなります。
3食の離乳食をしっかりと食べると母乳やミルクを飲む量が徐々に減少します。
卒乳に向けての準備段階となる時期です。

食事からの栄養を増やすためにおやつを始める事もできます。昼食から夕食までの間15時頃におやつタイムを設けてバナナなどのおやつを食べさせてから授乳するとよいでしょう。

授乳やミルクではなく朝・昼・夕食とおやつをメインとして栄養を摂取するようになると決まった時間に食事をとれるようになるので、その他の時間帯も計画的に過ごす事ができるようになります。
外遊びの時間に少し遠方まで出掛けたり、食事の合間の時間に外出をしやすくなります。

生後10ヶ月の赤ちゃんの生活リズムを整えるための離乳食の進め方

生後10ヶ月の赤ちゃんの離乳食は5倍粥から軟飯を子供用の茶碗に軽く1杯程度を主食として野菜はその半分程度、肉や魚は更にその半分程度の量を与えます。たんぱく質として肉や魚ではなく卵を与える場合には2分の1個、豆腐なら野菜と同じくらいの量にします。

まだこの時期の赤ちゃんは授乳やミルクを併用しているので1回に食べる量にムラがあります。

最初に離乳食を与えてその後に授乳やミルクで栄養を補いましょう。
必ず先に離乳食を与え、その後に授乳したりミルクを与えます。授乳の場合には赤ちゃんが飲みたいだけ飲ませてあげましょう。

この時期の離乳食はある程度歯ごたえがあるものを与えて噛むことを強化していきます。自分で噛みちぎって食べられるような食事を与えましょう。
夜間の授乳をやめると離乳食の進みがよくなり時間も確立しやすくなります。

生後10ヶ月の赤ちゃんのお昼寝の回数について

生まれたばかりの頃は一日中寝ている時間が長くお昼寝という概念もないような状態でしたがだんだんと夜に寝る時間が長くなり日中は起きている時間がながくなってきます。そうしてお昼寝をする時間と回数が一定になってきて、午前と午後に一回ずつするようになります。その次の段階としてお昼寝が午後の一回だけになるのが生後10ヶ月頃です。

お昼寝が午後の一回だけになると昼間に活動できる時間を長く確保することができます。

生後10ヶ月頃は身体能力もどんどんと成長する時期

外で遊ばせたり広い場所でハイハイをたくさんさせるなど身体を動かす時間をしっかりととりたいものです。

そのため昼寝を2回している場合には1回にするように調節していきましょう。
午前中は外へ連れ出したりしてしっかりと活動させて昼食を早めに食べさせて午後の早い時間に昼寝をさせると1日1回になります。
ただし、いきなり毎日1日1回にする必要はありません。睡眠はとても大切でまだ生後10ヶ月の赤ちゃんは我慢して起きていることができません。赤ちゃんが眠ってしまったときはそのまま寝せましょう。そうして昼寝時間が長くなり過ぎないように起こす時間を調節しましょう。

10ヶ月の赤ちゃんにおすすめ!1日のタイムスケジュール

必要な睡眠時間や成長には個人差があるので生後10ヶ月で昼寝を1日1回する赤ちゃんもいれば2回する赤ちゃんもいます。睡眠はとても大切なので無理に少なくする必要はありません。1日2回が調度良い場合にはまだ2回でよいでしょう。それぞれの理想的な1日の過ごし方をご紹介します。
  • 昼寝が1日1回の場合
    朝は6時半に起床して7時から朝食・授乳します。9時から外遊びをして11時半から昼食・授乳。12時半から14時半まで昼寝。15時におやつ・授乳。夕食までは外出したり遊んだりとお母さんの用事に合わせて過ごします。17時半から夕食・授乳。18時半からお風呂。20時に授乳して就寝。
  • 昼寝が1日2回の場合
    朝は6時半に起床します。7時から朝食・授乳。9時から外遊びして11~12時昼寝。12時から昼食と授乳。その後遊んだり外出して14~15時昼寝。15時からおやつ・授乳。遊んだり外出して17時半から夕食・授乳。18時半からお風呂。20時に授乳して就寝。

生後10ヶ月の赤ちゃんの生活リズムの整え方

かなり体力がついてくる時期なので外遊びをしっかりとさせることが大切です。

生活リズムを整えるためには睡眠の時間を一定にすることがポイントとなります。

そのためにはしっかりと外遊びをさせて寝るべき時間に眠たくなるようにします。

また日光を浴びることで体内時計が調節されるので、その点でも外遊びは生活リズムを整えるために非常に重要です。
外で身体を動かして遊ぶ事はストレス発散にもなります。毎日外でしっかりと遊んでいると昼寝も夜間も寝つきがよくなり起きている間は機嫌がよく元気に行動するようになります。

天候が悪くて外遊びできない場合には室内でも身体を動かして遊べるような工夫をしましょう。

屋内で子供を遊ばせることができる場所をいくつか探して、連れて行く場所を決めておくとよいでしょう。

お出掛けできない場合には家の中でもハイハイをたくさんさせるような遊びをしてあげましょう。
なかなか寝ない赤ちゃんは寝る前にマッサージをしたり絵本を読んだり子守唄を歌うなど毎日決めた事柄を行うとよいでしょう。毎日行っていると習慣となり、それを行うことにより眠気に誘われるようになります。