【生後6ヶ月の赤ちゃん】よく寝る子の特徴と寝ない子への対処法

赤ちゃんの睡眠時間には個人差があり、よく寝る子もいれば沢山泣いてママを困らせてしまう子もいます。
もちろん、よく寝てくれる赤ちゃんの方がママにとってはありがたいですが、寝ない子をよく寝るようにすることはできるのでしょうか。

ここでは生後6ヶ月の赤ちゃんの子育てをしているママのために、よく寝る赤ちゃんの特徴を紹介し、寝ない子への対処法や睡眠リズムの整え方を解説していきます。

赤ちゃんがぐっすり寝てくれるようになると、ママも安心して夜に睡眠をとることができるようになりますから、ぜひこの記事を参考に、赤ちゃんの睡眠を見直してみましょう。

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よく寝る生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴

よく寝る赤ちゃんは、その子の性格が影響していることがあります。

私の子供も周囲が驚くほどよく寝る子でした。自分の経験と周りでもいたよく寝る赤ちゃんを見てきた経験上から言うと、よく寝る赤ちゃんは、大きな物音でも気にならないという性格が影響しています。大きな物音がどのくらいのレベルかというと、3~4歳くらいの子どもたちが大きな声で騒いでいたり、すぐ傍で掃除機をかけている時くらいの音量です。これでも起きませんし、起きていたとしても途中からその騒音の中で眠りにつくことが出来ます。

また、比較的おっとりしていて穏やかな子に多く、寝付きの良さは新生児の頃から「他の赤ちゃんよりよく寝るかもしれない」と気付きやすいです。

また、いつも体調が良くて気持ちがいいという赤ちゃんも良く寝る傾向があります。

ミルクや母乳の量が足りていて、おしっこの回数も問題ないようなら元気な子だということでもあるのでそんなに心配はいりません。

生後6ヶ月の赤ちゃんが寝ない理由の一つ

逆に6ヶ月に入った頃から全然寝てくれなくなったという赤ちゃんもいます。

赤ちゃんによっては6ヶ月頃から夜泣きが始まります。原因はいくつかあるのですが、それによってスムーズに寝なくなったと悩み始めるママも多くなる月齢です。

では夜泣きの原因となるものをいくつか挙げていきます。

歯の生え始めでムズムズする

赤ちゃんの歯は生後6ヶ月頃から生え始め、ピーク時は1歳半頃で一番奥の歯以外はほとんど顔を出します。

この歯の生え始めは歯茎がムズムズして痛痒いため、この期間にはぐずりで夜泣きする子はとても多いです。

奥歯の生え始めだけ夜泣きする赤ちゃんもいれば、前歯の生え始めだけ夜泣きする赤ちゃんもいます。

私の子供は前歯の生え始めだけ夜泣きをしていました。期間にして2ヶ月ほどだったと思います。冷蔵庫で冷やした歯固めなどを渡すと、ひんやりしているのが気持ちいいのか夢中で噛んでいました。

強い刺激を受けた記憶の整理

起きているときにたくさんの人にあったり、大きな音の中で過ごしたり、激しい動きを体験したりと、刺激の強い体験をすると、寝ている間に脳が起きていたときの記憶を整理し、その刺激が恐怖となって夜泣きの原因となることがあります。

「高い高い」などはその典型です。いくらそのときに赤ちゃんが笑っていても高確率で夜泣きします。出来るだけ穏やかに過ごすと刺激による夜泣きはしにくいです。

ただの寝言

大人でも大きな声ではっきりと寝言を言う人はいます。子供も同じように寝言で奇声をあげたり、急に叫んだりします。

赤ちゃんも同じです。

ただし赤ちゃんは無く以外の言葉を持っていません。そのため、寝言でも無いくしかないのです。そのため、「泣いた!」と思って慌てて抱っこをすると実はまだ寝ていて、その抱っこの衝撃で起こされて更に泣くということもあります。

これが続くと赤ちゃんも寝不足になり生活リズムが乱れ、なかなか寝ない子になることがあります。

赤ちゃんがよく寝るために必要な環境

赤ちゃんが寝やすい環境を作ってあげることもとても大切です。

起きるときは起きる、寝るときは寝るというメリハリは、早いうちから付けておいても損はありません。

むしろ幼稚園や保育園に通うことになったときにリズムが出来ていないと苦労します。寝るために必要な環境がどのようなものか説明します。

決まった時間に寝室へ連れて行く

朝起きる時間と夜寝る時間は決まった時間にしましょう。

つい週末になるとパパもママも少しゆっくりしたくて起きる時間が遅くなったり、寝るのが遅くなることもあるのですが、赤ちゃんにリズムを付けさせるのはとても大事なことです。

「おふとんへ行ってねんねしようね」と毎回声を掛けると、赤ちゃんは次第に分かるようになり、寝室=寝る場所という認識を持ちやすくなります。

部屋を暗くする

寝室は出来るだけ暗くしましょう。

豆電球を付ける家庭もありますが、まぶたの皮膚が薄い赤ちゃんには眩しいです。私自身も、子供の頃から豆電球が眩しくてなかなか寝られない子供でした。できれば電気は全部消して、足元に明かりが欲しい場合は赤ちゃんの目に入らないところに小さなライトを設置するなどしましょう。

コンセントに差すライトが便利です。

入眠儀式を行う

入眠儀式は、毎回眠る前に行う同じ作業です。

絵本を読んだり、お腹を擦ってあげたり、頭を撫でたり、赤ちゃんによって好みは違うのでしっくり来るものが見つかるまで時間がかかるかもしれません。

しかし定着してくると、赤ちゃんにも「これが寝る合図」というのが分かりやすくなり、入眠までがスムーズになります。

よく寝るようにと願う気持ちや行動が赤ちゃんにとっては逆効果になることもあります

実は当たり前にやっていることの中に赤ちゃんの眠りを妨げるものもあります。特に多いことを挙げますので、参考にしてみてください。

すぐに赤ちゃんを抱っこしない

先述の通り、赤ちゃんの夜泣きは寝言の可能性もあります。

すぐに抱き上げるとそこで起きてしまう可能性があるので、夜泣きをしたと思ったらまずは3分様子を見てください。

長くない?と思うかもしれませんが、空腹やおむつの不快感でなければそのくらいの時間でまた寝ます。

上にも子供がいて3分も置いておけないというのであれば、この時期だけは寝室を分けましょう。

上の子の寝ている部屋にホワイトノイズを流しておくと、赤ちゃんの泣き声でも目が覚めにくくなります。

夜中に電気を点けない

おむつ交換のときにあるのが部屋の電気を点けてしまうことです。赤ちゃんは明るさを感じると「起きる時間」と勘違いしてそのまま目を覚ましてしまいます。

ここで起こしてしまうとその後しばらく寝ません。

しかし暗いとおむつ交換は難しいので、電気は点けず、赤ちゃんの視界に入らないところに控えめな灯りを設置するくらいにしましょう。

生後6ヶ月の赤ちゃんが寝ない時のママの睡眠不足解消法

赤ちゃんが寝ない時期は、ママの寝不足も続く時期です。

あまり睡眠不足が続いた状態でいると、判断力が鈍り育児にも家事にも支障が出るので適度に体を休めましょう。

特におすすめの睡眠不足解消法をご紹介します。

仮眠を取る

日中は赤ちゃんと一緒にお昼寝をしましょう。

この時期は家事も適当に済ませるか、急ぎでないものは放棄しましょう。

とにかく寝る時間を作ることが大事なので、赤ちゃんが寝たときにママの手が空いていないとまた寝不足が続くだけです。

15~20分、横になって目をつぶるだけでも違います。あまり長時間寝ると寝が覚めたときに育児が立て込む事があるのでバタバタして大変ですが、仮眠を取るだけで頭も心もスッキリします。

家族に協力してもらう

この時期は育児を一人で抱え込まず、家族にできるだけ協力してもらいましょう。

旦那さんの休みの日には日中の赤ちゃんのお世話を少しお願いしてしっかりお昼寝する時間を作ったり、休みの前日は夜泣きの対応を代わってもらうのもいいでしょう。

寝る時間よりも一人の時間が欲しいと思う時期でもあるので、一人でほんの少し外出するのもおすすめです。適度にリフレッシュしないと爆発してしまうので、やりたいことは家族の協力を得てどんどん行いましょう。