1歳は表情や行動も豊かになり、ますます可愛さを感じる年齢です。
しかし、毎日一緒にいるママにとっては、一筋縄でいかない時期にも感じるでしょう。
夜なかなか寝てくれないことに頭を悩ませているママも少なくありません。
夜なかなか寝ないから朝の寝起きも悪く、さらに反抗的な態度だとママのストレスは溜まる一方です。
寝る時間が足りない状態が続くとママのストレスだけではなく、1歳の子供が成長していく過程で様々な影響が見られる可能性もあります。
人間にとって寝ることは欠かすことの出来ない大切な行動です。
1歳の子供が心地よく寝られるような環境を作ってあげましょう。
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1歳なのに寝る時間が大人と変わらない。大切なのは睡眠時間
1歳になると「赤ちゃん」ではなく子供として家族の一員になって生活出来るようになってくると思います。寝ている時間も好きな時間ではなくリズムも付いてきていると思います。
1歳児の理想的な睡眠時間は12~14時間
大人より数時間ほど多いのが良いとされています。
そのため、夜寝る時間が遅いか早いかどうかでこだわるのではなく、最初はトータルの寝る時間が足りているのかどうかで判断してあげるほうが良いです。
1歳に必要なのは寝る時間プラス質の良い眠り。なかなか寝られない子供は習慣を変えてみよう
1歳時は、寝る時間の長さも重要ですが、質の良い睡眠を取るのも大切です。
まずは質の良い睡眠の要素とはどのようなものなのか下記で確認してみましょう。
寝る時間帯
寝る時間が取れていればいつでもいいというわけではありません。昼夜逆転してる場合には夜の19時以降に眠るようにして、成長ホルモンが活発になる22時には確実に寝ているようにすることが1歳時にとってとても大切です。
睡眠の量
一度眠りについたら、途中で目覚めることがなく朝まで眠っている方が良いです。
また、普段の睡眠量が少ないからと言って、親の休日だけ子供を寝だめさせるのも効果はありませんのでやめましょう。
寝る時間や起きる時間のリズム
出来るだけ毎日寝る時間や起きる時間は同じにしてあげるようにしましょう。
また、寝る時間だけでなく食事を摂る時間も影響してくるので、毎日同じ時間に摂れるように努力しましょう。
次に睡眠の質が上がる習慣を確認してみましょう。
朝日を浴びる
朝日を浴びると狂ってしまった体内時計が元に戻ると言われています。
そのため毎日同じ時間に起きてカーテンを開けて朝日を浴びてもらうようにしましょう。
寝る時の環境を整える
電気などの明かりは落ち着かずに寝付けない事が多いです。そのため、寝る前には電気を暗くして寝る為の環境を整えてあげてください。
昼寝の時間に気をつける
睡眠時間を調節するために夕方に寝かせてしまうのは、夜眠れなくなってしまうため逆効果です。
そのためできるだけお昼を食べ終わった時間に昼寝させるようにして、夜遅くなる前に眠くなるようにしてあげる事が大切です。
朝だって大変!1歳が起きられないのは寝る時間以外にも原因がある
朝起きてグズグズしているのを見ると、寝る時間が足りなかったからなのかなと思うかもしれませんが、実はそれ以外にも原因があるのです。
これも寝付けなくなる原因になることがあります。また、寝ている時にいびきをかいている場合も睡眠不足の原因になってしまうことがありますので、寝る前にはテレビを見せない努力や、夜寝ている子供を注意して観察することも必要です。
また、1歳時でしたら断乳に挑戦中という方も多いでしょう。これも子供にとってはストレスに感じてしまう事があるのです。また、授乳しながら眠ってしまった場合にも、夜飲んでいたはずのおっぱいがなくなってしまったと不安に感じてしまい、グズグズしてしまう事もあるようです。
1歳は親の影響が大きい時期。寝られないのはママに原因があることも
子供の寝る時間が遅くなってしまう原因が、家族の生活習慣に隠れている場合もあります。
子供の生活習慣は普段家族が過ごしている環境に影響される
父親と母親の両方が遅くまで仕事をしていて寝る時間が遅かったり、そのために夜買い物に付き合わされてしまったり。また、親が子供が寝る前に動画やスマホなどを見てしまう事も子供が夜ふかししてしまう原因になってしまいます。
たかが睡眠不足!?寝る時間が少ないと、子供の将来にこんな影響が表れることもある
まだ1歳児だしそんな心配しなくても良いのでは?と思っている人も居るでしょう。しかし、幼少期の睡眠不足は今後の成長に悪影響を及ぼしてしまいます。
寝る時間が少ないと興味があるものに対して指差しをすることが少なかったり、言葉をなかなか話せなかったり。精神的にも情緒不安定な事が多くなってしまうこともあるようです。
また学力の低下にも繋がってきますので、まだ1歳児だからこれから直していこうと思わずに、今のうちにしっかりと睡眠をとってもらうように親が努力していくことが大切です。